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2023.07.06

「リサとガスパールのおもいで展」広島 奥田元宋・小由女美術館で2023年8月29日(火)まで開催中


 

1999年にフランスで誕生した絵本シリーズ「リサとガスパール」。仲良しのふたりがパリの街を舞台に巻き起こす騒動の数々を描いた絵本は瞬く間に大人気となり、2000年には日本でも絵本シリーズの刊行を開始。いまでは世界中で累計200万部を超えるベストセラーとなりました。

このたび、「リサとガスパール」の日本デビュー20周年を記念した展覧会「リサとガスパールのおもいで展」が広島県・奥田元宋・小由女美術館で2023年7月6日(木)より開催されます。本展は「おもいで」をキーワードに、絵本原画や日本デビュー20周年を記念して特別に描きおろされた作品など貴重な資料などが展示されます。

作者のアン・グットマン、ゲオルグ・ハレンスレーベン夫妻のインタビュー映像の上映など、「リサとガスパール」が歩んださまざまなおもいでを、絵本の世界とともに振り返ることができる展覧会です。

 

Anne Gutman and Georg Hallensleben
(c)Mika Inoue/Presse Parisienne
 

Profile
Anne Gutman/アン・グットマン(右)
1970年フランス・パリ生まれ。小説家だった父の影響で、絵本の創作活動をはじめる。出版社でデザインの仕事をしている時にゲオルグと出会い、結婚。1999年に夫とともに「リサとガスパール」シリーズを立ち上げる。本シリーズでは、おはなしとブックデザインを手がけている。

Georg Hallensleben/ゲオルグ・ハレンスレーベン(左)
1958年ドイツ生まれ。幼い頃から水彩画に親しみ、大学卒業後はイタリア・ローマで画家として活躍。本の仕事のためパリでアン・グットマンと知り会い、結婚。絵本では「リサとガスパール」シリーズ以外に「ペネロペ」シリーズ(岩崎書店)、「こねこのプーフー」シリーズ(小学館)、『おやすみなさいの おともだち』(ケイト・バンクス/作 ポプラ社)、『こぎつねは たびだつ』(ケイト・バンクス/作 ブロンズ新社)など作品多数。


MOEでは「リサとガスパールのおもいで展」のくわしい内容を MOE 2021年3月号(バックナンバー発売中)で紹介しています。さらに MOE 2023年8月号(7月3日(月)発売)ではアン・グットマン&ゲオルグ・ハレンスレーベン夫妻への最新インタビュー、2023年から新たに刊行を開始した絵本「リサとガスパール」新訳版(河出書房新社)のご紹介、リサとガスパールのパリ案内、リサとガスパールNEWSなど最新情報をたっぷりお届けしています。展覧会とあわせてお楽しみください。
 

 開催概要
 

リサとガスパールのおもいで展   
2023年7月6日(木)~8月29日(火)
奥田元宋・小由女美術館
広島県三次市東酒屋町10453-6

開館時間/9時半〜17時(8月2日(水)は満月のため開館時間を21時まで延長、入館は閉館の30分前まで)
休館日/水曜(8月2日・9日・16日は開館。8月3日(木)は休館)
入館料/一般1000(900)円、高大生500(400)円、中学生以下無料

※( )内は20名以上の団体料金 ※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者健康福祉手帳をお持ちの方は観覧料無料
 

主催/奥田元宋・小由女美術館、中国放送、中国新聞社
後援/広島テレビ、広島ホームテレビ、テレビ新広島、広島エフエム放送、FMちゅーピー76.6MHz、エフエムふくやま、尾道エフエム放送、FM東広島89.7MHz、株式会社三次ケーブルビジョン、三次市、三次市教育委員会
協賛/三次ピオーネ生産組合
企画制作/オフィス渋谷
協力/ソニー・クリエイティブプロダクツ、Hachette Livre

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