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2025.01.15

【巡回予定更新】「ヨシタケシンスケ展かもしれない たっぷり増量タイプ」CREATIVE MUSEUM TOKYOで2025年3月20日(木・祝)より開催!

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ヨシタケシンスケ展かもしれない
展覧会メインビジュアル  ©️Shinsuke Yoshitake
 

2022年4月、東京・世田谷文学館で開幕し、日本全国で約70万人を動員してきた「ヨシタケシンスケ展かもしれない」が、新規の大型体験展示や展覧会オリジナルグッズなどを「たっぷり増量」して東京に帰ってきます! 

『あんなに あんなに』(ポプラ社)が「第14回MOE絵本屋さん大賞2021」の第1位を受賞し、同賞7冠に輝いたヨシタケさんですが、絵本作家としての経歴は短く、2013年の『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)が初の絵本作品でした。絵本を出版する以前から、イラストレーター、造形作家として活躍してきたヨシタケさん。その個性を生かした、絵本原画展の範疇を遥かに超えるユニークな展覧会です。

「ヨシタケシンスケ展かもしれない」では『りんごかもしれない』をはじめとする絵本原画の他に、ヨシタケさんが長年描いてきた膨大なスケッチ、学生の頃に制作した立体作品なども展示。また、展覧会のためにヨシタケさん自らが考案した展示物もお目見えします。世田谷文学館での「ヨシタケシンスケ展かもしれない」展覧会レポートはこちらからご覧ください

MOEでは「ヨシタケシンスケ展かもしれない」の最新情報を随時お届けしています。
MOE2022年5月号「ヨシタケシンスケ 見たことがない‼︎ ユニークな展覧会へようこそ」(バックナンバー販売中)ではヨシタケさんが展覧会のために描きおろした作品やアイデアを徹底紹介。
MOE2023年5月号「絵本デビュー10周年記念 ヨシタケシンスケ どこへいく?」(バックナンバー販売中)では展覧会会場に展示されているスケッチをMOE編集部が厳選、勝手にカテゴライズしてご紹介。
MOE2024年7月号「ヨシタケさんに聞いてみよう!おなやみそうだんはじめます」(バックナンバー販売中)では全国各地の会場でヨシタケさんが描きおろしたスケッチも収録。あわせてお楽しみください。

 

 
「ヨシタケシンスケ展かもしれない」巡回予定
 

|  東京会場  |  秋田会場  |  愛媛会場  |  高知会場  |
 

 東京 「ヨシタケシンスケ展かもしれない たっぷり増量タイプ」

2025年3月20日(木・祝)~6月3日(火)
CREATIVE MUSEUM TOKYO (TODA BUILDUING 6階) 

東京都中央区京橋1-7-1

東京会場では、この会場限定となる大型の体験展示も複数登場するほか、絵本原画やスケッチも追加。展覧会オリジナルグッズも「たっぷり増量」予定です。初めての方はもちろん、何度来ても楽しい「ヨシタケシンスケ展かもしれない たっぷり増量タイプ」をどうぞお見逃しなく!

主催:朝日新聞社、白泉社、CREATIVE MUSEUM TOKYO
協力:アリス館、KADOKAWA、集英社、PHP研究所、ブロンズ新社、ポプラ社

グラフィックデザイン:大島依提亜
会場構成:五十嵐瑠衣

 

 秋田

2025年7月12日(土)~9月7日(日)
秋田県立博物館

秋田県秋田市金足鳰崎字後山52
開場時間/9:30~16:30

主催:「ヨシタケシンスケ展かもしれない」秋田実行委員会(秋田県立博物館、AKT秋田テレビ)、朝日新聞社、白泉社
協力:アリス館、KADOKAWA、集英社、PHP研究所、ブロンズ新社、ポプラ社

グラフィックデザイン:大島依提亜
会場構成:五十嵐瑠衣

【お問い合わせ】
秋田テレビ営業推進事業部 
TEL:018-866-8030(平日10:00~17:00)
秋田県立博物館 
TEL:018-873-4121(9:30~16:30)

 

 愛媛

2025年9月~11月
愛媛県歴史文化博物館

愛媛県西予市宇和町卯之町4-11-2
 

 高知

2025年12月~2026年1月
高知県立美術館

高知県高知市高須353-2

 

 巡回終了

2022年4月9日(土)~7月3日(日) 東京・世田谷文学館
2022年7月15日(金)~8月28日(日) 兵庫・市立伊丹ミュージアム
2022年9月23日(金)~11月20日(日) 広島・ひろしま美術館
2022年12月10日(土)~2023年1月15日(日) 愛知・松坂屋美術館
2023年4月8日(土)~5月7日(日) 鳥取・倉吉博物館
2023年5月22日(月)~7月16日(日) 福岡・福岡市科学館
2023年7月29日(土)~9月24日(日) 新潟県立万代島美術館
2023年10月15日(日)~12月24日(日) 栃木・宇都宮美術館
2024年1月6日(土)~2月12日(月) 静岡・静岡市清水文化会館マリナート
2024年3月20日(水)~5月12日(日) 長野・上田市立美術館 サントミューゼ
2024年6月15日(土)~7月14日(日) 石川・金沢21世紀美術館 市民ギャラリー
2024年7月23日(火)~9月2日(月) 神奈川・そごう美術館
2024年9月15日(日)~11月4日(月) 沖縄・浦添市美術館
2024年11月23日(土)~2025年1月13日(月) 岡山シティミュージアム
 

   この後も、全国巡回するかもしれない……  
 

 

 

展覧会のみどころ

 

ヨシタケシンスケさんのスケッチ約2000枚を一挙公開!
 

ヨシタケさんが常日頃持ち歩いている小さなシステム手帳の中には、日常の中で出会ったできごと、ふと思い浮かんだこと、思わず気になったことなどを描きとめたスケッチが詰まっています。描かれたスケッチは小さなファイルに順次移してジュラルミン製のトランクに保管し、何かあったらすぐ持ち出せるようにしているのだそう。ヨシタケさんの発想の源ともいえる、果てしない妄想やアイデア、そして世界の捉え方が詰まっています。本展では、1万枚を超える膨大なスケッチの中から約2000枚を複製して一挙公開。ヨシタケさんの「頭の中」を覗いてみるような展示です。
 


愛用の手帳(『あんなに あんなに』スケッチ) 撮影:野澤亘伸


愛用の手帳(『あんなに あんなに』スケッチ) 撮影:野澤亘伸

 
ヨシタケシンスケさんの絵本の世界が体感できる空間
 

2013年に出版されたヨシタケさんの絵本第1作『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)をはじめ、『なつみはなんにでもなれる』(PHP研究所)、『つまんない つまんない』(白泉社)など約20作の絵本から、原画や構想段階のアイデアスケッチが多数公開されます。さらに、ヨシタケさん自身のアイデアから生まれた体験展示など、大人も子どもも体と心を動かして楽しめる展示内容です。
 


『りんごかもしれない』ブロンズ新社 2013年


『なつみはなんにでもなれる』アイデアスケッチ



『おしっこちょっぴりもれたろう』原画 ©Shinsuke Yoshitake



『もう ぬげない』原画 ©Shinsuke Yoshitake

 

『つまんない つまんない』原画 ©Shinsuke Yoshitake
 
 
ヨシタケシンスケさんの「謎」にせまる
 

2013年に初の絵本『りんごかもしれない』を出版する以前から、イラストレーターや造形作家として活躍されてきたヨシタケさん。その独自の発想は、一体どこからやってくるのでしょうか。学生時代の立体作品や、アトリエに保管されていた貴重な私物コレクションから、インスピレーションの源を探ります。
 


カブリモノシリーズ《ACcess100》 撮影:三橋純


《ぶくぶく観音》 撮影:加藤新作


 
展覧会図録

 

『ヨシタケシンスケ展かもしれない 公式図録
こっちだったかもしれない』

定価2970円(本体2700円+税) B6判変型 496ページ
アートディレクション/大島依提亜 撮影/加藤新作 発行/白泉社

 

展覧会公式図録は、ヨシタケシンスケさん自身が描きおろしたコンテンツを豊富に収録しています。絵本のためのラフやアイデア、絵本原画をはじめ、展覧会のために描いた未公開スケッチを1000点以上収録。さらに、展覧会オリジナルグッズを自ら考案したスケッチは170点以上に。展覧会の裏話を含む5500字インタビューや、絵本作家デビューから10年の軌跡をたどる専門家による絵本論も必読です。
 


展覧会のための構想スケッチ ※未公開(展覧会での展示なし)



ヨシタケシンスケさんのアトリエにある、ご自身の立体作品や私物コレクション。



表紙は箔押し、クロス張りの保存版仕様。こだわり抜かれた美しいブックデザインです。



『復刻版 カブリモノシリーズ』
ヨシタケシンスケ/著 白泉社
定価880円(本体800円+税) B6判 モノクロ80ページ

 

「頭にかぶったり、身につけたりすることで、何かができるようになったり、できなくなったりする」ものを、ヨシタケシンスケさんが1992年から97年にかけて創造したカタログ。実際の立体作品は「ヨシタケシンスケ展かもしれない」に展示されているものも。構想メモやスケッチを収録し、1999年にヨシタケさんが自費出版した小冊子を、展覧会のために復刻しました。展覧会場で販売します。
 


展覧会場入口に展示されている「ACcess100」の機能と効果がわかります。



カブリモノのスケッチには、現在に通じるアイデアが満載!


 
 
オリジナルグッズ
 

「甘いもので頭がいっぱい巾着」(赤・緑・黄色)
各1650円(税込)
巾着の中にはラムネが入っています。


「ミニトート おしっこちょっぴりもれたろう 緑」
「ミニトート ころべばいいのに 紫」
「ミニトート もうぬげない 黄 」

各3300円(税込)
裏表でデザインが異なるミニトート。



 

●グッズはそれぞれ購入個数制限数を設けさせていただく場合がございます。
●グッズの販売数に限りがございます。品切れの際はご容赦ください。
さらに展覧会オリジナルグッズも続々登場します。くわしくは展覧会公式サイトをご覧ください。


 

『かみはこんなに くちゃくちゃだけど』出版記念

 

かみはこんなに くちゃくちゃだけど
 

MOE絵本屋さん大賞2020第1位を受賞した 『あつかったら ぬげばいい』の姉妹編『かみはこんなに くちゃくちゃだけど』(白泉社) の出版を記念して、フォトスポットやぬり絵が楽しめるコーナーを特設します。

 

ヨシタケシンスケ プロフィール


ヨシタケシンスケ
撮影/黒澤義教
  

1973年神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。2013年に初の絵本『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)を出版。これまで『りんごかもしれない』『もう ぬげない』(ブロンズ新社)『りゆうがあります』『なつみはなんにでもなれる』『おしっこちょっぴりもれたろう』(PHP研究所)『あつかったら ぬげばいい』(白泉社)『あんなに あんなに』(ポプラ社)でMOE絵本屋さん大賞第1位の7冠に輝く。『りんごかもしれない』で第61回産経児童出版文化賞美術賞、『つまんない つまんない』(白泉社)の英語版『The Boring Book』で2019年ニューヨーク・タイムズ最優秀絵本賞受賞。
ヨシタケシンスケ公式web  https://yoshitakeshinsuke.net/

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