- 2024.04.24
ディック・ブルーナの絵本創作を紐解く「ブルーナ絵本展」、大丸ミュージアム<梅田>で2024年4月24日(水)〜5月13日(月)開催
1959年 『りんごぼうや』(改訂版)原画
オランダの絵本作家ディック・ブルーナが初めての絵本『de appel(りんごぼうや)』(初版)を1953年に出版してから70周年を迎えたことを記念して、ディック・ブルーナの絵本創作を紐解く展覧会「ブルーナ絵本展」が全国を巡回中。2024年4月24日(水)〜5月13日(月)は大阪の大丸ミュージアム<梅田>で開催されます。
1988年 『うさこちゃん おとまりにいく』原画
ブルーナさんは1955年に絵本『nijntje(ちいさなうさこちゃん)』(初版)を出版。やがて「ミッフィー(うさこちゃん)」シリーズは世界的なベストセラーになりました。
1999年 『ぼりす そらをとぶ』印刷原稿
その後も、くまの男の子「ボリス(ぼりす)」のシリーズや
2004年 『うたこさんへのうた』印刷原稿
子どもたちの先生から着想を得たという、ぶたの「ポピー(うたこさん)」
1969年 『くんくんとかじ』原画
勇敢ないぬの「スナッフィー(くんくん)」
1966年 『しらゆきひめ』原画
『シンデレラ』『おやゆびこぞう』『あかずきん』『しらゆきひめ』などのおとぎばなしシリーズ
1963年 『クリスマスってなあに』原画
子どもたちに「クリスマス」をわかりやすく伝える『クリスマスってなあに』
1990年 『ろってちゃん』印刷原稿
ボール遊びが得意な、車椅子に乗った女の子『ろってちゃん』
2000年『ろばのみみ』印刷原稿
動物が登場するオランダの慣用句を描いた絵本『ろばのみみ』(日本語版未刊)など、89年の生涯で120冊を超える絵本を手がけました。
本展ではブルーナさんの絵本創作に共通するデザインワークやユーモアを通して、ブルーナさんの絵本の魅力を探ります。また、ブルーナさんが過去に「MOE」のために選んだ作品の数々(『MOE特別編集 ブルーナが語るミッフィーのすべて』に収録)を、ブルーナさん自身の言葉とともに紹介する展示も。
バックナンバー発売中のMOE 2024年3月号でも、本展の魅力をご紹介しています。MOE 2024年3月号の表紙はミッフィーが目印。絵本『うさこちゃん びじゅつかんへいく』(福音館書店)の表紙イラストです。あわせてご覧ください。
1999年 『ぼりす そらをとぶ』の制作メモ(左)とスケッチ(右)
Profile
ディック・ブルーナ Dick Bruna
1927年オランダ・ユトレヒト生まれ。家業の出版社で1951年から約20年の間に2000冊を超す本の装幀や「ブラック・ベア」シリーズが登場する宣伝ポスターのデザインを手がける。1953年に初めての絵本『de appel(りんごぼうや)』、1955年に『nijntje(ちいさなうさこちゃん)』を発表。以来124冊の絵本を生み出した。「ミッフィー(うさこちゃん)」シリーズは世界的なベストセラーに。2017年逝去。
Photo: F. André de la Porte
ブルーナ絵本展
dick bruna: zijn werken voor prentenboeken
2024年4月24日(水)〜5月13日(月)
大丸ミュージアム<梅田> 大丸梅田店 15階
大阪府大阪市北区梅田3-1-1
営業時間/10時~19時30分(20時閉場) ※最終日は17時30分まで(18時閉場)
入場料/一般1,200(1,000)円、大高生800(600)円、小中学生600(500)円(税込) ※未就学児無料
主催:ブルーナ絵本展実行委員会
企画協力:ディック・ブルーナ・ジャパン、Mercis bv
協力:福音館書店、講談社、白泉社
後援:FM802
ブルーナ絵本展公式HP:https://bruna2023.exhibit.jp/
公式X(旧Twitter):@bruna23_exhibit
大丸梅田店HP:https://dmdepart.jp/museum/umeda/bruna23_exhibit/
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