第4回MOE絵本屋さん大賞2011 受賞作品
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絵本のことならおまかせのMOEが、全国の1200人の絵本専門店・書店の児童書売り場担当者にアンケートを実施、その年に最も支持された絵本30冊を決定!
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バムとケロのもりのこや
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森へ木いちごを摘みに行ったバムとケロは、誰も住んでいない古い小屋を見つけます。ここをふたりの秘密の小屋にしよう、そうと決めたら修理と掃除と、なんでも屋のソレちゃんも呼んでピカピカに。秘密の荷物、秘密の出口、秘密の「星を見る会」の準備。絵の中にお楽しみがたくさん、大人気シリーズ最新作。
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うきわねこ
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猫のえびおの誕生日に、おじいちゃんから届いたのは、白と赤のうきわ。「つぎのまんげつのよるをたのしみにしていてください」という手紙つき。待ちに待った満月の夜、えびおを乗せたうきわは、ひとりでに空に浮かび上がります。輝く月の下で待っていたのは、おそろいのうきわに乗ったおじいちゃん。ふたりは夜空の散歩に出かけます。
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ほげちゃん
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おじさんからゆうちゃんに届いたプレゼントは、水色のカバみたいなぬいぐるみ。「ほげちゃん」と名付けられ、家族の一員になりました。みんなほげちゃんに慣れるにつれて、いつの間にか、のっかったり、ドアにはさんだり、シミをつけちゃったり。そんなある日、みんなが出かけた後、お留守番のほげちゃんが突然、立ち上がって大爆発!!
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第4位 へんなかお
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「ねぇ ねぇ みててね」クマに呼ばれて、ページをめくれば、「べぇ~~~」っとクマのへんなかお。お次はシマウマが「いーーーっ」とへんなかお。カエルにライオン、どんどん続く、動物たちのへんなかおのオンパレードに、大人も子どもも、思わず吹き出しちゃう。巻末に、ミラーシートで自分の「へんなかお」を映せるしかけつき。
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第5位 おおきな木
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大好きな少年のために、りんごの木は、葉っぱ、あるだけの実、かかえきれないほどの枝、自分のすべてを与え続ける。何かを失うたびに、「木はしあわせでした」のリフレイン。幸福の意味を問うモノクロ絵本は、40年以上のロングセラー。村上春樹訳で注目される新版は、訳者あとがきもまた味わい深い。
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第6位 新幹線のたび
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はるかとお父さんは春休みに、おじいちゃんの家まで旅をします。はやぶさ、のぞみ、さくら、三つの新幹線を乗り継いで、雪の青森から桜の鹿児島まで。山々のつらなり、にぎやかな都市、青い川と海、旅をしながら美しい日本を再発見。どこかに描かれている他の列車や地方の名物探し、移り変わる車内風景も楽しい。
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第7位 アライバル
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娘と妻に別れを告げ、主人公がたどりついたのは、見慣れぬ文字、不可思議な生物、すべてが摩訶不思議な土地。文字がない絵本の壮大な圧倒感は、まさにグラフィック・ノヴェル。またひとつ絵本の可能性を広げた話題作。
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第8位 たかこ
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ぼくのクラスに転校してきた、たかこ。長い黒髪に、手には扇、着ているのは十二単。「いと はづかし」なんて、言葉もちょっと変わってる。みやびで奥ゆかしい平安女子のたかこが、クラスのみんなになじむまで。
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第9位 おすわりくまちゃん
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4つの椅子に、4人の小さなくまちゃん。後からやってきた、大きなちゃいくまちゃんは座れない? しょんぼりしている、ちゃいくまちゃん。みんなで工夫をしたらどうかしら? 最後に5つ並んだにっこり笑顔が素敵。
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第10位 パンツのはきかた
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ピンクのぶたさんが、ひとりでパンツをはきます。「パンツはね はじめにかたあし いれるでしょ」口ずさみたくなる言葉は、巻末に楽譜つき。パンツをはくことが、こんなにドラマチックなんて。思わぬラストにも、うふふ。