絵本のある暮らし 月刊MOE 毎月3日発売

絵本屋さん大賞 絵本屋さん大賞

第4回MOE絵本屋さん大賞2011 受賞作品

  • 第4回MOE絵本屋さん大賞2011 受賞作品
  • 絵本のことならおまかせのMOEが、全国の1200人の絵本専門店・書店の児童書売り場担当者にアンケートを実施、その年に最も支持された絵本30冊を決定!

  • バムとケロのもりのこや

    • バムとケロのもりのこや
    • 島田ゆか/作
      文溪堂

      森へ木いちごを摘みに行ったバムとケロは、誰も住んでいない古い小屋を見つけます。ここをふたりの秘密の小屋にしよう、そうと決めたら修理と掃除と、なんでも屋のソレちゃんも呼んでピカピカに。秘密の荷物、秘密の出口、秘密の「星を見る会」の準備。絵の中にお楽しみがたくさん、大人気シリーズ最新作。

  • うきわねこ

    • うきわねこ
    • 蜂飼耳/文
      牧野千穂/絵
      ブロンズ新社

      猫のえびおの誕生日に、おじいちゃんから届いたのは、白と赤のうきわ。「つぎのまんげつのよるをたのしみにしていてください」という手紙つき。待ちに待った満月の夜、えびおを乗せたうきわは、ひとりでに空に浮かび上がります。輝く月の下で待っていたのは、おそろいのうきわに乗ったおじいちゃん。ふたりは夜空の散歩に出かけます。

  • ほげちゃん

    • ほげちゃん
    • やぎたみこ/作
      偕成社

      おじさんからゆうちゃんに届いたプレゼントは、水色のカバみたいなぬいぐるみ。「ほげちゃん」と名付けられ、家族の一員になりました。みんなほげちゃんに慣れるにつれて、いつの間にか、のっかったり、ドアにはさんだり、シミをつけちゃったり。そんなある日、みんなが出かけた後、お留守番のほげちゃんが突然、立ち上がって大爆発!!

  • 第4位 へんなかお

    • へんなかお
    • 大森裕子/作
      白泉社

      「ねぇ ねぇ みててね」クマに呼ばれて、ページをめくれば、「べぇ~~~」っとクマのへんなかお。お次はシマウマが「いーーーっ」とへんなかお。カエルにライオン、どんどん続く、動物たちのへんなかおのオンパレードに、大人も子どもも、思わず吹き出しちゃう。巻末に、ミラーシートで自分の「へんなかお」を映せるしかけつき。

  • 第5位 おおきな木

    • おおきな木
    • シェル・シルヴァスタイン/作
      村上春樹/訳
      あすなろ書房

      大好きな少年のために、りんごの木は、葉っぱ、あるだけの実、かかえきれないほどの枝、自分のすべてを与え続ける。何かを失うたびに、「木はしあわせでした」のリフレイン。幸福の意味を問うモノクロ絵本は、40年以上のロングセラー。村上春樹訳で注目される新版は、訳者あとがきもまた味わい深い。

  • 第6位 新幹線のたび

    • 新幹線のたび
    • コマヤスカン/作
      講談社

      はるかとお父さんは春休みに、おじいちゃんの家まで旅をします。はやぶさ、のぞみ、さくら、三つの新幹線を乗り継いで、雪の青森から桜の鹿児島まで。山々のつらなり、にぎやかな都市、青い川と海、旅をしながら美しい日本を再発見。どこかに描かれている他の列車や地方の名物探し、移り変わる車内風景も楽しい。

  • 第7位 アライバル

    • アライバル
    • ショーン・タン/作
      小林美幸/訳
      河出書房新社

      娘と妻に別れを告げ、主人公がたどりついたのは、見慣れぬ文字、不可思議な生物、すべてが摩訶不思議な土地。文字がない絵本の壮大な圧倒感は、まさにグラフィック・ノヴェル。またひとつ絵本の可能性を広げた話題作。

  • 第8位 たかこ

    • たかこ
    • 清水真裕/文
      青山友美/絵
      童心社

      ぼくのクラスに転校してきた、たかこ。長い黒髪に、手には扇、着ているのは十二単。「いと はづかし」なんて、言葉もちょっと変わってる。みやびで奥ゆかしい平安女子のたかこが、クラスのみんなになじむまで。

  • 第9位 おすわりくまちゃん

    • おすわりくまちゃん
    • シャーリー・パレントー/文
      デイヴィッド・ウォーカー/絵
      福本友美子/訳
      岩崎書店

      4つの椅子に、4人の小さなくまちゃん。後からやってきた、大きなちゃいくまちゃんは座れない? しょんぼりしている、ちゃいくまちゃん。みんなで工夫をしたらどうかしら? 最後に5つ並んだにっこり笑顔が素敵。

  • 第10位 パンツのはきかた

    • パンツのはきかた
    • 岸田今日子/作
      佐野洋子/絵
      福音館書店

      ピンクのぶたさんが、ひとりでパンツをはきます。「パンツはね はじめにかたあし いれるでしょ」口ずさみたくなる言葉は、巻末に楽譜つき。パンツをはくことが、こんなにドラマチックなんて。思わぬラストにも、うふふ。

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