第1回MOE絵本屋さん大賞2008 受賞作品
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全国の絵本屋さんに聞きました 2008年のベスト絵本は?
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くまとやまねこ
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なかよしのことりがある日突然亡くなったことを受け入れられず、暗い部屋に一人閉じこもる、くま。久しぶりに外に出てみると、見慣れないやまねこが、土手で昼寝をしていました。深い喪失と、明日への希望の物語。
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ちいさなあなたへ
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眠っているちいさなあなたの横で、母親の私は、あなたのこれから歩む道を思うーー。母であることの喜びと不安を静かに語る、祈りにも似たモノローグ。親から子への、永遠の深い思いに、涙が止まらない。
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ちょっとだけ
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お母さんはいつも、赤ちゃんのお世話で忙しそう。お姉さんになったなっちゃんは、なんでも自分一人でやってみます。がんばっているなっちゃんですが、眠くなってつい「ママ、“ちょっとだけ”だっこして……」。
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第4位 だるまさんが
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だ・る・ま・さ・ん・が……(ページをめくると)どてっ。だ・る・ま・さ・ん・が……(ページをめくると)ぷしゅーっ。大人一人で読むよりも、子どもと一緒に体感したら何十倍も楽しいファーストブック。
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第5位 100かいだてのいえ
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ある日トチくんに手紙が届きました。「ぼくは100かいだてのいえのてっぺんにすんでいます。あそびにきてください」。一体誰からでしょう? 縦に開いて下から上へといえをのぼっていく、斬新な絵本。
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第6位 ぼくがラーメンたべてるとき
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ぼくがラーメンたべてるとき、となりでミケがあくびした。となりでミケがあくびしたとき……、隣へ、隣へと視点が移り行く先の、遥か遠い国には、働く子どもや倒れている子どもがいる。同じ今、このときに。
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第7位 バルバルさん
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町のはずれの、バルバルさんの床屋さん。開店準備をしていると、ライオンが入ってきました。驚きつつも、きちんとたてがみを切ってあげるバルバルさん。ワニ、ヒツジ……今日は変わったお客さんが次々やってきます。
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第8位 うえきばちです
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植木鉢があったので、土を入れて、植えました。さて、何を? のっぺらぼうを!! めがでて、はがでて、はながさきました。言葉で説明してはヤボというもの、このびっくり感、ぜひ本を開いて体験してください。
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第9位 こりゃ まてまて
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よちよち歩きの子どもは、目の前のものに好奇心いっぱい。「こりゃ まてまて」とちょうちょを追うと、ちょうちょはひらひらひら……、トカゲに手を伸ばせばしゅるしゅるしゅる……、みんな逃げていってしまいます。
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第10位 しずかに! ここはどうぶつのとしょかんです
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図書館好きのカリーナは、ある日、動物の本を読んで思います。「わたしが図書館の人だったら、動物だけが図書館に入れる特別な日をつくるのに……」。カリーナの考えた図書館に、カナリアやライオンたちがやってきます。