第14回MOE絵本屋さん大賞2021 受賞作品
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全国の絵本屋さん、書店の絵本担当者が2021年にもっともおすすめしたい絵本が選ばれました。時代を映し出す30冊の絵本をご紹介します。
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あんなに あんなに
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あんなにほしがったおもちゃもあきちゃって、あんなに短かった髪ものびちゃって、あんなに小さかったのに、今はもう――。子育ての日々は「あんなに」と「もうこんな」の繰り返し。
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たまごのはなし
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たまごが突然動き出す「めをさましたら」、キッチンを降り冒険に出かける「さんぽ」、ナッツのけんかについて考える「あめのひ」の3話を収録。読むほどにくせになる絵童話。
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街どろぼう
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大きな山のてっぺんに、一人さびしく暮らしていた巨人。誰かが一緒にいてくれたらどんなによいかと、ある夜ふもとの街まで降りていき、こっそりと一軒の家を持ち帰ります。
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第4位 怪物園
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たくさんの怪物たちをのせて、旅を続ける怪物園。その怪物園から抜け出した怪物たちが、街の通りを行進しはじめます。外で遊べなくなった子どもたちは、代わりに空想の旅へ。
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第5位 ゆめぎんこう
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お客様の夢を買ってつくった「ゆめのアメ」を売るゆめぎんこう。怖がりな店主のぺんぺんと相棒のバクのもぐもぐが、夢を買取りに来てほしいというお客様の家へ向かいます。
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第6位 二平方メートルの世界で
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小学3年のわたしが入院中に感じたり考えたりした、家族への思い、治療や病気のこと、将来のこと。「当事者の語る実話」の強さと、絵本ならではの表現が美しく響き合う。
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第7位 にげて さがして
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生きるのがつらいときは、逃げるという手もあるんだ。そのために足がある。逃げて探そう、望ましい未来を−−とぼけたおかしみをたたえた絵で語りかける応援メッセージ。
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第8位 ノラネコぐんだん ケーキをたべる
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お店を開ける準備に大忙しのワンワンちゃんのすきを狙う、おなじみの黄色いぐんだんと、黒い小さな侵入者たち! 絵のすみずみまで楽しさあふれる極上のエンターテインメント。
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第9位 あきらがあけてあげるから
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ぼくはまだ小さいからチョコの小袋が開けられない。悔しい。大きくなったら、みんなが開けたいもの、全部開けてあげる! そんなあきらにおとうさんが語ったことは……。
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第10位 ながいながい ねこのおかあさん
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体が尋常でなく長いねこのおかあさんと、小さなこねこの冒険物語。こねこの小さな耳やふっくらした足、走ったり立ちすくんだり小さく丸まったりする動きに目も心も奪われる。