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2021.07.13

「誕生65周年記念 ミッフィー展」9月12日(日)まで東京・立川 PLAY! MUSEUMで開催中


「誕⽣65周年記念 ミッフィー展」展覧会ビジュアル


 

ディック・ブルーナさんが描いた絵本『nijntje(ちいさなうさこちゃん)』がオランダで出版されてから、2020年で誕生65周年を迎えたことを記念する展覧会が2020年より全国を巡回しています。本展は"with"をテーマに、ミッフィーをとりまく家族や友だちが一緒に紡いでいく物語を、貴重な直筆原画やスケッチ、創作メモなど約250点の資料を通して紹介します。

7月より東京・立川 PLAY! MUSEUMで開催される展覧会は、「ちいさなぬくもり・66のおはなし」という副題が新たに加わっています。
ミッフィーのこと、ブルーナさんの人柄や作品について、展示作品を中心に66の丁寧な解説が加えられています。また、ブルーナ・カラーや線を使った大きなインスタレーション、耳をつけてみんながミッフィーになれる参加型展示、「ちいさなぬくもり」そのもののうさぎの写真作品が展示されます。
 


『うさこちゃん おばけになる』 印刷原稿 2001年
 

 

『ゆきのひの うさこちゃん』の原画の数々を展示
 
 
『ゆきのひの うさこちゃん』原画 1963年


『ゆきのひの うさこちゃん』原画 1963年

 

 

ミッフィーの初期4作品の1つで、過去に原画が1枚だけ来日した『ゆきのひの うさこちゃん』(1963年)。本展では同作の原画の数々が展示されます。ブルーナさんが手塗りで絵本を制作していた頃の作品で、原画に残る塗り跡にぬくもりを感じられる貴重な作品です。
 

 

初来日の原画や資料で、創作の秘密に迫る
 
 
『うさこちゃん おばけになる』印刷原稿 2001年



『うさこちゃん おばけになる』印刷原稿 2001年



『うさこちゃん おばけになる』ストーリーメモ 2001年


  
『うさこちゃんと にーなちゃん』印刷原稿 1999年



『うさこちゃんは じょおうさま』印刷原稿 2007年




『うさこちゃんと ふがこちゃん』印刷原稿 2011年



『うさこちゃんは じょおうさま』スケッチ 2006年



『うさこちゃんと にーなちゃん』原画 1999年


 

『うさこちゃん おばけになる』(2001年)、『うさこちゃんは じょおうさま』(2007年)、ミッフィーが登場する最後の作品となった『うさこちゃんと ふがこちゃん』(2011年)の絵本原画はいずれも初来日です。

さらに『うさこちゃん ひこうきにのる』(1970年)、『うさこちゃんと にーなちゃん』(1999年)も加え、ミッフィーがおばけごっこをしたり、飛行機に乗ったりと、家族や友だちと過ごす物語を紹介します。あわせて、言葉を何度も推敲した様子がわかるメモや、絵本には採用されなかったカットなども展示、ブルーナさんの創作の過程を一緒にたどることができます。
 

ブルーナさんと日本のかかわりをひもとく

 


ディック・ブルーナ (Dick Bruna)Photo: F. André de la Porte
 

ディック・ブルーナさんは1927年オランダ・ユトレヒトで生まれました。1953年に絵本『de appel(りんごぼうや)』を、1955年に『nijntje(ちいさな うさこちゃん)』を発表し、絵本作家、グラフィックデザイナーとして世界的に活躍しました。2017年2月に亡くなるまで、約60年の創作活動の中で120作を超える絵本を刊行。全世界で50カ国語以上に翻訳され、8500万部以上のロングセラーとなっています。

日本は、世界の中でもいち早くブルーナさんの絵本を出版した国の1つ。『ちいさな うさこちゃん』は1964年に福音館書店より出版されています。またブルーナさんは生前に何度か日本を訪れ、日本の作家たちと交流する機会がありました。

本展では、石井桃子さん、五味太郎さん、酒井駒子さん、さくらももこさんら日本の作家から寄せられたブルーナさんへの思いをパネルや原画で紹介します。


MOE 2021年6月号(バックナンバー販売中)では「誕生65周年記念 ミッフィー しあわせの宝箱」と題し、ディック・ブルーナさんが遺したミッフィーの絵本の数々と本展の詳細をご紹介しています。展覧会と合わせてぜひご覧ください。

 

展覧会オリジナルグッズが大集合
 

65周年を記念した展覧会のオリジナルグッズが多数! *PLAY! SHOPへの入場には展覧会チケットが必要です


『ゆきのひの  うさこちゃん』ぬいぐるみ 3,300 円(税込)  

PLAY! MUSEUM  オリジナルグッズ  KINTO ウォーターボトル  各 1,760 円(税込)

PLAY! MUSEUM  オリジナルグッズ  まっしろな⽅眼ノート  600 円(税込)
 
 
[PLAY! MUSEUM特別企画]「ちいさなぬくもり・66のおはなし」
 

ミッフィーやブルーナさんをより知るための66の解説/森本俊司
展覧会をより楽しむために、「アイディアのもと」「うさぎ」「ぬくもり」など、展示作品との関連や独立したコーナーで、66のトピックスを紹介します。


『ちいさなぬくもり 66 のおはなし』書影


森本俊司:元朝日新聞編集委員。著書『ディック・ブルーナ ミッフィーと歩いた60年』(文春文庫)。MOE2021年6月号「誕生65周年記念 ミッフィー しあわせの宝箱」ではディック・ブルーナの絵本と人生について語っていただきました。

 



kakurenbo(かくれんぼ)/ イナドメハルヨ

ミッフィーのような耳をつけて写真をとりたい。そんな気持ちを実現するコーナーです。とんがり耳、丸い耳など、様々な形をいろんな素材で作りました。
 


[kakurenbo(かくれんぼ)]:イナドメ ハルヨ

 

イナドメハルヨ:文化服装学院ファッション工芸科卒業。ヘッドピースを中心にCM、広告、アーティスト、テレビ番組の衣装全般を手がける。
 


 

みふぃみふぃ/川島小鳥
人々の表情をみずみずしくとらえる写真家の川島小鳥さんが、うさぎに挑みました。じっとするさま、友だちと一緒、飛び跳ねるうさぎたちの写真を、ミッフィーの原画といっしょに展示します。
 


[みふぃみふぃ]:川島小鳥

 

川島小鳥:写真家。写真集『未来ちゃん』(ナナロク社)、『明星』(ナナロク社)、『おはようもしもしあいしてる』(蔦屋書店)など。
 



物語はあなたの中にある/SPREAD
色彩表現を得意とするクリエイティブ・ユニットのSPREADが、ディック・ブルーナの絵本を構成する6つの色と、ふるえるように描かれた絵のラインを空間いっぱいに解き放ちます。
 


[物語はあなたの中にある]:SPREAD

 

SPREAD:小林弘和と山田春奈によるクリエイティブユニット。「カラーとコンセプト」を特徴とし、環境・生物・物・時間・歴史・色・文字あらゆる記憶を「SPREAD=広げる」クリエイティブを実践。


Illustrations Dick Bruna © copyright Mercis bv,1953-2021 www.miffy.com
 

誕生65周年記念 ミッフィー展

 
 東京・立川会場


2021年7月10日(土)〜9月12日(日)
PLAY! MUSEUM
東京都立川市緑町3−1 GREEN SPRINGS W3
開館時間/10時〜18時 ※入場は閉館の30分前まで
※1時間毎の日時指定制が導入されます。詳細はこちらをご覧ください。

入場料/一般1500円、大学生1000円、高校生800円、小中生500
[立川割]一般 1000円、大学生600円、高校生500円、小中生300円

*特典つき、同時開催の「ぐりとぐら しあわせの本」展の料金も含む
*未就学児無料
*割引制度(併用不可)
①[立川割]立川市在住・在学を確認できるものをご提示ください
②[障がい者割引]障害者手帳をご提示の方とその介添人1名は半額
③[相互割引]「一般」で入場の方は、PLAY! PARKを200円引きで利用できます



 

巡回会場

 

 福井会場

 

2021年9月19日(日)〜11月7日(日)
福井市美術館[アートラボふくい]
福井県福井市下馬3-1111

 

 名古屋会場


2021年12月11日(土)〜2022年1月16日(日)
松坂屋美術館

愛知県名古屋市中区栄3-16-1

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