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2022.03.07

「かこさとしの世界展」愛知・松坂屋美術館で2022年4月3日(日)まで開催中


©Satoshi KAKO ©Kako Research Institute Ltd. 2019
 

2018年5月、惜しまれながら92歳で永眠された、かこさとしさん。600冊を超える絵本を、60年に渡り子どもたちのために描き続けられました。

東京大学工学部応用化学科を卒業され、工学博士でもあるかこさんは、技術士としての経験を元に、科学的な視点を盛り込んだ絵本をつぎつぎと発表。また、だるまや天狗などの日本古来のキャラクターを通し、古き良き日本の伝統文化を今に伝える絵本など、多彩な絵本を生み出されました。

本展では『かわ』や『地球』などの科学絵本、人気の「だるまちゃん」シリーズ、「からすのパンやさん」シリーズの原画や下絵、資料などを展示し、かこさんの創作のひみつに迫ります。

また、ゴッホや北斎などを模写した作品も展示し、かこさんの美術への想いも読み解きます。楽しく発見に満ちた「かこさとし」の世界をお楽しみください。
 

 開催概要
 

かこさとしの世界展 だるまちゃんもからすのパンやさんも大集合!
会期/2022年3月5日(土)~4月3日(日) 会期中無休
会場/松坂屋美術館(松坂屋名古屋店 南館7階)
所在地/愛知県名古屋市中区栄3-16-1
開館時間/10時〜19時30分 ※最終日4月3日(日)は18時閉館(いずれも入館は閉館の30分前まで)
TEL. 052-251-1111(大代表)
入館料/一般1,000 円(800円)/高大生 700 円(500円)/小中生 400 円(300円) ■未就学児は無料 ■( )内は前売・優待料金

主催/松坂屋美術館/中日新聞社/東海テレビ放送
協力/加古総合研究所/小湊鐡道
企画協力/アートキッチン

 

 展示作品一例

 


自画像(油彩画)1948年



『かわ』1962年 福音館書店



『どろぼうがっこう』1973年 偕成社


『にんじんばたけのパピプペポ』1973年 偕成社



『たっくん ひろちゃんの ちょうちょう とっきゅう』1997年 偕成社



『だるまちゃんとかみなりちゃん』1968年 福音館書店



『からすのパンやさん』1973年  偕成社

©Satoshi KAKO ©Kako Research Institute Ltd. 2019

 
 展覧会オリジナルグッズ



トートバッグ  Lサイズ(右)2,200円(税込)/ Sサイズ(左)1,650円(税込)



ポストカード 132円(税込)





マスキングテープ 各660円(税込)



缶バッジ 大 各385円(税込) / 小 各330円(税込)

 

 プロフィール  加古里子(かこさとし)



1926年福井県今立郡国高村(現・越前市)生まれ。工学博士、技術士(科学)、絵本作家、児童文化研究者。東京大学応用化学科卒業後、昭和電工の研究所に勤務しながら、セツルメント活動に従事。1959年『だむのおじさんたち』(福音館書店、現在は復刊ドットコム)で絵本デビュー、1967年『だるまちゃんとてんぐちゃん』(福音館書店)、1973年『からすのパンやさん』(偕成社)を刊行。『はははのはなし』(福音館書店)、『うつくしい絵』(偕成社)、『とこちゃんはどこ』(松岡享子/作 加古里子/絵 福音館書店)、『伝承遊び考』(小峰書店)など既刊作品は600点以上にのぼる。2008年菊池寛賞受賞、2009年日本科学会より特別功労賞を受賞。2018年逝去。享年92。

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