絵本のある暮らし 月刊MOE 毎月3日発売

ニュース ニュース

2022.05.17

「ボテロ展 ふくよかな魔法」7月3日(日)まで東京・Bunkamura ザ・ミュージアムで開催中


フェルナンド・ボテロ《コロンビアの聖母》 1992年 油彩/カンヴァス
 

人物も動物も果物も、なにもかもがふくよかに! コロンビア出身の美術家、フェルナンド・ボテロの展覧会が、日本では26年ぶりに開催されます。
 

1932年、南米コロンビア・メデジンで生まれた美術家フェルナンド・ボテロ(Fernando Botero)の生誕90年を記念し、日本では26年ぶりとなる展覧会が開催されます。
ボテロは20歳ではじめてヨーロッパにわたり、スペイン・イタリアなどでフレスコ画等の技術を学び、古典作品から多くのことを吸収しました。1956年にはボテロの特徴となるふくよかな形態でモチーフを描くことを見出し、次第にその絵画様式が確立されていきました。1963年、アメリカ・ニューヨークのメトロポリタン美術館でレオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」が展覧された際、ニューヨーク近代美術館(MoMA)のエントランス・ホールにボテロの「12歳のモナ・リザ」が展示され、彼の名前は一夜にしてニューヨーク中に知れ渡りました。

ボテロの作品の特徴は、あらゆるかたちがふくよかに表現されていること。人物、動物、果物、楽器までもがふっくらと描かれ、ユーモアや風刺をはらんだ独特の画風は観る者を惹きつけます。ボテロ作品から醸し出される「ふくよかな魔法」は世界中で愛されて続けてきました。ボテロ本人の監修による本展は、初期から近年までの油彩ならびに水彩・素描作品など全70点が一堂に会し、そのほとんどが日本初公開です。

また本展の開催を記念し、MOE 2022年6月号(5月2日(月)発売)では特集「注目の展覧会  ボテロ 愛し愛される芸術」を掲載。本展の学芸協力を務めた三谷理華氏(女子美術大学教授)に聞くボテロの魅力など、MOEならではの視点からボテロの楽しみ方を紹介しています。本誌と合わせてお楽しみください。

 

 開催概要
 

ボテロ展 ふくよかな魔法
2022年4月29日(金・祝)〜7月3日(日)
Bunkamura ザ・ミュージアム
https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/22_botero/
東京都渋谷区道玄坂2-24-1
開館時間/10時〜18時(入館は17:30まで)、毎週金・土曜日は21時まで(入館は20:30まで)
入館料/一般 1800円(1600円) 高大生 1100円(900円) 小中生 800円(600円) ( )内は前売券の料金
休館日/5月17日(火)
 

 巡回予定


2022年7月16日(土)〜9月25日(日)
名古屋市美術館

2022年10月8日(土)〜12月11日(日)
京都市京セラ美術館

※会期等は変更となる場合がございます。

 
 展示の見どころ

 

モナ・リザの横顔、世界初公開
  

「モナ・リザ」はボテロが長年描き続けているテーマの1つ。本展では2020年に制作された「モナ・リザの横顔」が世界初公開されます。
 

フェルナンド・ボテロ《モナ・リザの横顔》 2020年 油彩/カンヴァス
フェルナンド・ボテロ《モナ・リザの横顔》 2020年 油彩/カンヴァス

 
日本では26年ぶりの大規模な展覧会
 

南米をはじめ欧米、アジアでも大規模な展覧会が開催され、世界各国で空前の大ブームを巻き起こしているフェルナンド・ボテロ。日本では1995〜96年の巡回展以来、26年ぶりの大規模な絵画展となります。本展はボテロ本人の監修により、初期から近年までの油彩ならびに水彩・素描作品など全70点が並びます。
 

 

フェルナンド・ボテロ《象》 2007年 油彩/カンヴァス


フェルナンド・ボテロ《楽器》 1998年 油彩/カンヴァス
フェルナンド・ボテロ《楽器》 1998年 油彩/カンヴァス

  



MOE2022年6月号 フェルナンド・ボテロ

Profile
フェルナンド・ボテロ Fernando Botero

1932年コロンビア・メデジン生まれ。今年生誕90年を迎える、現代を代表する美術家の一人。ラテンアメリカの人々の日常や信仰、サーカスなどを題材にした作品から、古典の名画を題材とした作品など、現在もなお精力的に制作を続けている。1970年代から本格的に取り組んだ彫刻作品も世界中で人気が高い。

  
ページトップへもどる