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2023.05.09

「エドワード・ゴーリーを巡る旅」展 東京・渋谷区立松濤美術館で2023年6月11日(日)まで開催中

MOEweb_エドワード・ゴーリーを巡る旅展
エドワード・ゴーリー『うろんな客』原画、1957年 ©Edward Gorey Charitable Trust, 2022
 
 

シュールでナンセンス、優雅で謎めいた作品が人々を魅了し続ける異色の絵本作家、エドワード・ゴーリー。その作品世界を紐解く展覧会が3年ぶりに日本を巡回します。

東京・渋谷区立松濤美術館で2023年4月から開催される「エドワード・ゴーリーを巡る旅」展は、アメリカ・マサチューセッツ州にあるエドワード・ゴーリーハウスで行われた企画展を元にした展覧会。ゴーリーが遺した作品を「子ども」「不思議な生きもの」「舞台芸術」などのテーマにわけて再構成し、作品の中に秘められた謎と魅力を解き明かします。

エドワード・ゴーリーが1979年に購入し、2000年に亡くなるまで過ごした築200年の邸宅を美術館にしたエドワード・ゴーリーハウスは、海の近くの避暑地、ケープコッドにあり、世界中からエドワード・ゴーリーのファンを迎え入れています。展覧会では愛書家で知られるゴーリーが邸宅に遺した膨大な量の書物から、19世紀の貴重な書籍を中心に紹介する展示や、ゴーリーに縁のあるケープコッドのさまざまな場所を訪ねる映像も上映。ゴーリーが愛した小さな街を旅するように、展示を巡ることができます。

「MOE」2023年5月号(2023年4月3日[月]発売)では、本展にあわせてエドワード・ゴーリーの特集を掲載。「エドワード・ゴーリーを巡る旅」展の見どころを紹介するほか、エドワード・ゴーリー作品の翻訳を手がける柴田元幸先生へのインタビュー、ゴーリーが暮らしたエドワード・ゴーリーハウスやケープコッドの紹介など、エドワード・ゴーリー作品の魅力にさまざまな角度から迫ります。また「MOE」2019年12月号(バックナンバー販売中)でも、猫と書物を愛したエドワード・ゴーリーのミステリアスな生涯を紐解く特集を掲載。展覧会とあわせてご覧ください。
 

「エドワード・ゴーリーを巡る旅」展
 

2023年4月8日(土)~6月11日(日) (予定) 
渋谷区立松濤美術館
東京都渋谷区松濤2-14-14

本展覧会は全国巡回予定です。

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